男女別合格率の比ではなく、2次元にプロットしてみると

ウェブ上で入試統計を公開している医学部医学科の男女別合格率のデータを2次元にプロットしてみたのが次の図。私は統計的リテラシーに乏しいので、この図から何が読み取れるかは完全にはよくわからない。また、いろいろなミスが残っている可能性もあるので、参考資料程度に見て頂きたい。

f:id:rochejacmonmo:20180815050752j:plain

念のため、男女比が2倍を超えている外れ値を持っている大学について、個別に見ておくべきだと思う。

f:id:rochejacmonmo:20180815051003j:plain

f:id:rochejacmonmo:20180815051006j:plain

f:id:rochejacmonmo:20180815051017j:plain

f:id:rochejacmonmo:20180815051021j:plain

f:id:rochejacmonmo:20180815051024j:plain

f:id:rochejacmonmo:20180815051028j:plain

f:id:rochejacmonmo:20180815051031j:plain

f:id:rochejacmonmo:20180815051034j:plain

f:id:rochejacmonmo:20180815051038j:plain

男女比が2倍以上の大学が継続してそうした値を出しているというよりは、男女比の割合が同じ大学でもかなり大きく振れている結果のようにも見える。

なお、蛇足だが、後期に面接と小論文のみの試験しか実施しない大学(もちろんセンター試験の成績は利用する)の後期日程だけを抽出してみる。

f:id:rochejacmonmo:20180815051305j:plain

これを見ると、面接+小論文のみの試験でも男性優遇の得点調整が行われやすいという傾向を持っているとは一概に断定できないように思われる。

 

もちろんこれらのデータはウェブ上に男女別の受験者数と合格者数を公開している大学に限定されたデータなので、そうしたデータを公開していない大学に関しては、別の傾向があるという可能性はもちろんある。